「健康経営」の取組みは、その概念やメリット、具体的な手法等が浸透しておらず、なかなか進んでいないのが現状です。経済産業省:平成28年4月)

ということで、企業の『健康経営』ガイドブックが改訂されました

・健康経営の「評価」について
・健康経営に関する「情報発信」について
などが追加され、初版に比べてわかりやすくなりました。

改訂から2年が経ちましたが、改訂の効果はあったのでしょうか。
もし、健康経営への取組みが十分でないのであれば、

浸透の問題ではなく、本質を疑ってみるのも、いいかもしれません。

健康経営を説明している章に、健康投資のイメージ図があります。

そのイメージ図が示す、健康投資から組織活性化へという、
ボトムアップの概念が本当に正しいのか?

確かに、健康投資は、組織活性化の一部に貢献します。
しかしながら、健康投資だけでは十分な組織活性化の取組みとはいえません。

健康経営は、健康投資ありきではなく、
まず、組織活性化(全体)を考えた上で、
健康投資(部分)として何をすべきかを考えるといいですね。

株式会社ストレスマネジメント実践研究所 北尾一郎
(PMP:Project Management Professional、
 産業カウンセラー、国家資格キャリアコンサルタント)

PSMソリューションにより「働き方改革時代の組織活性化」に貢献いたします。
~企業の業績向上と従業員の幸せな関係を築くために~

興味がある方はこちらもどうぞ。

ブログ村 メンタルヘルスブログ
ブログ村 ストレスマネジメントブログ