フォロワーシップ理論は、メンバー(部下)の望ましい役割行動の2軸を挙げ、それをバランスよく発揮することを提唱しています。

・リーダー(上司)の指示に従って組織目標の達成に積極的にまい進する「貢献力」
・必要な場合は諫言も辞さない建設的な「批判力」

この理論を伝えたところ、現場に「批判力」はありえない。そんな事をしたら自分が損をするだけ。だと、期待する反論がありました。

納得がいかないリーダーの言動を甘んじて受入れることが、メンバー(部下)の得なのか、損なのか、を議論する前に、

「建設的」な「批判力」を一緒に考えてみました。弱い立場を対等にしてくれるのは法律。職場での法律は、リーダーとメンバーの共通の判断基準(=具体的な方針)。

「建設的」な「批判力」のためには、まず、リーダーとメンバーの共通の判断基準(=具体的な方針)をつくる(つくらせる)ことから始めないといけませんね。

株式会社ストレスマネジメント実践研究所 北尾一郎(PMP、産業カウンセラー、国家資格キャリアコンサルタント)

顧客クレーム、もったいない離職、メンタル不調を防止し、目標を達成するリーダーを育成します。

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