10月27日(木)に開催された「こころの健康と経営戦略」フォーラムに参加しました。

・ストレスチェックを健康経営に繋げるための戦略的な取組み。
・生産性向上とメンタルヘルスのジレンマ。
・ストレスチェックを”コスト”ではなく、”投資”とするには。
など、考えを深める内容がたくさんありました。

その中で、最も考えさせられたのは、ストレスの原因そのものを改善する職場環境改善の取組みが最大の課題(期待)と言われているけれども、集団分析の結果を入手しても、職場環境改善にどう繋げていけばよいのかわからず、手つかずの職場が散見されることです。

職場が求めているのは、集団分析の見方、職場改善の進め方ではなく、具体的な対策です。

この要求に応えるヒントが経営学の組織開発にありそうです。
行き詰った現実を見直す新しい見方を生成し、変化を促していく対話型組織開発は、簡単ではない職場環境改善に応用できそうです。

株式会社ストレスマネジメント実践研究所 北尾一郎
<うつ病のない日本の職場を目指して、『メンタル不調(うつ病)をおこさず、いきいき働き、事業目標を達成する職場づくり』に貢献します。>