職場のストレス要因は、人間関係、仕事のコントロール、役割上の葛藤、役割の不明確さ、仕事の量的負担、将来性の不安、要求に応えらえない悩み、など、さまざまです。

それに対して、ストレスチェック集団分析の仕事のストレス判定図の要素は、「仕事の量的負担」と「仕事のコントロール」のわずか2つです。

ですから、「仕事の量的負担」と「仕事のコントロール」だけで職場の状況を判断するのではなく、

「仕事の量的負担」からは、部下のパフォーマンスがいつもと比べて低下していないか(特にプランニングができない、判断が遅れる)に注目して、過剰な業務ストレスに気づくきっかけにする。

「仕事のコントロール」からは、動機づけ(過剰トレースはないか、ビジョンや方針のコミュニケーションは足りているか)を再考するきっかけにするのがよいと思います。

株式会社ストレスマネジメント実践研究所 北尾一郎
<うつ病のない日本の職場を目指して、『メンタル不調(うつ病)なく、いきいき働きながら、事業目標を達成する組織づくり』に貢献します。>

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