企業を取り巻く事業環境の変化に対応して、事業目標レベルは高くなっています。事業目標といえば、Quality, Cost, eliveryですが、Quality⇒品質⇒仕事の質、Cost⇒生産性⇒仕事の量、Delivery⇒納期⇒スピード⇒人間関係の希薄と、少し強引ですが置き換えられます。

一方、強い不安、悩み、ストレスがある労働者は、50%以上の高止まりなのですが、その内容のトップ3も仕事の質、仕事の量、職場の人間関係です。

この一致は、事業目標であるQCD向上に取組む誤った手段が、強い不安、悩み、ストレス、さらには労災の原因だと言えるかもしれません。

ストレスによる動機づけ(プレッシャーとか危機感)は、パフォーマンス向上に有効なのですが、適切なレベルを越えて過剰ストレスになってしまうと、逆にパフォーマンス低下やストレス反応を生じてしまいます。

過剰ストレスにならないようにストレスマネジメントしながら、適切なストレス・レベルの動機づけ(プレッシャーとか危機感)によるQCD向上と、ストレスとは無関係のQCD向上(新技術、人材育成、マネジメントなど)の合わせ技が、メンタルヘルスに効果のある職場改善ですね。

株式会社ストレスマネジメント実践研究所 北尾一郎
<うつ病のない日本の職場を目指して、メンタル不調(うつ病)をおこさず、いきいき働き、事業目標を達成する職場づくり、に貢献します。>

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